とこなつの国より

マレーシアでの日々のこと

マレーシアに学童保育はあるのか

アクセスが少しあるみたいなので、ちょっとだけ書こうかなと思う。

小学生の子供を連れて家族、あるいは母子(父子)移住してきた日本人家族が困ることって、色々あるとは思うけど、困ることの筆頭にあげられるのは、多分「学童がない」ってことかなと思う。日本人の子供なら、必然的に日本人学校かインターに入ることになるのかなと思うけど(こっちの公立はマレー語が必須。且つ、外国人の入学は不可になったと聞いた)、日本人学校については周りに行っている子がいないので、学童のある無しは分からない。インターだと、放課後に5時くらいまでクラブ活動をやってくれるインターも多いみたいなのだけど、基本有料。インターに通うって、基本親はお金がそこそこありますって前提らしく、共働きを前提にしていない。KL近辺なら、アフタースクールといって、学校が終わってからまた補習校みたいのに行くという手もあるのだけど、そこも高い。駐在員の家庭の子供を対象にしているのじゃないかなと思う。小学校低学年なら、デイケア(保育園)が預かってくれたりもするのだけど、インターが平日休みで親は仕事あり(このパターンすごく多い)の時、デイケアは勉強はさせずひたすらDVDと昼寝で時間稼ぎをすることが多いらしく、小学校にあがって昼寝の必要のない子供にとっては辛い。これは自分の住んでいる、KLからちょっと外れた地区限定のことかもしれないので、中心部のオフィス街に住めばまた違うとは思うのだけど。とにかく、子供の預かりに関してはなかなかに苦労するのではないかと思う。あと、子供を一人で学校からアフタースクールに移動させるっていうのはまず無理。子供が一人で歩いてることは無い。誘拐が怖いので。アフタースクールによっては、もしかしたら、学校までピックアップしてくれるサービスがあるところもあるのかも。それも有料かな。その辺もよく考えて、住む場所や学校を決めないと大変かなと思う。

マレーシアの景気について(体感的に)

マレーシアリンギットが暴落しているらしい。らしい、と言うのは、うちは日系の会社に勤めていて、この国の景気に賃金が(あまり)左右されないので、リンギが下がっていても実感がわかない、分からない、と言うのが本音。ただ、物価はすごく上がっているし、コンドミニアムの家賃は下がっているし、ショッピングモールやコンドミニアムの建設ラッシュ(今も)だけど、テナントはガラガラ、部屋は借り手がいない、いわゆるゴーストタウン化しつつあるというのは本当。ちょっとしたところでは、いつもいくマレー料理のお惣菜屋さんの値段が上がった。それから、こっちのインターナショナルスクールは2年ごとに学費が上がる。その上げ幅がすごいことになってる。あと、治安が悪くなっているという話は聞く。ただ、治安の悪さは昔からで、今急に悪くなったわけじゃないみたい。日本の報道で、マレーシアは治安が良いとか言っているようだけど、信じるとエライことになる。ショッピングモールとかで子供が走り出すと、周りのマレー人が、あんたの子供あっち行ったよ!一人にするとアブナイ!っていうくらいだよ。危ないに決まってる。マレーシアに移住を希望するなら、こっちに住んでいる日本人の、マレー人ともつながりのある日本人が書いたブログを見つけて参考にしたらいいと思う。こっちに来る前にあちこちブログを見たけど、良いことしか書いてないブログ、生活圏が日本人村から出てないって人のブログは参考にしないほうがいいと思う。それから重ね重ね書いておきたいのだけど、今こっちのインターは値上げ爆走中。日本でインターに入るよりは安いけど、こっちで安いインターは何がしかの問題があります。すごくよく調べたほうがいいかなと思う。

移住について(再度考察)

日本のテレビを全く見ていないので分からないのだけど、日本が某国から狙われているとか随分ニュースでやっている?そして、ネット上では国外脱出を試みている人が相当数いるのだとかいう記事が(個人のブログだけど)…本当だろうか?

マレーシアは、他の東南アジアよりは住みやすいとは思うけど、タイ・ベトナム・マレーシアだと、一長一短だと思う。英語が出来てスキルがある程度あるなら、やっぱりヨーロッパの方が良いんじゃないかなとも思う。でも、一度お試しで住んでみるのが一番手っ取り早いかと。。

軽い気持ちでちょっとよその国へ。お金はマアマアある。と言う人は、東南アジアをちょっとずつ旅行してみるのもいいのかも…。とにかく真剣に海外移住!お金はあまり無く、とにかく慎重に…というなら、日本にいるうちに英語を今すぐ本気で、確実に習得する&スキル(仕事に結びつきそうなものならなんでも。自分が好きなことでも)を身に着ける、をやったほうが良いのではないかと思う。これ自分もそうしておけばよかったとこちらに来て何度も思った。来てから習得する手もあるけど、よけいにお金がかかったり、スキルアップするにしても、日本ほど学校にバラエティがないので難しい。海外移住、簡単に出来るという人もいるけど、自分は苦労したし、体調も不安定なまま来て、こちらでもなかなか回復しないので、体調管理&語学&スキルアップを速攻やる、今すぐやる、というのが移住を成功させる唯一の策かな、、と思う。

外食について

こちらに来てしばらくは会社が用意したホテル住まいだったので、食事は外食がメインだった。ここはクアラルンプルから外れた小田舎で、レストランはあるのだけど、日本食レストラン、中華レストラン、どこも高くて美味しくなかった。中華系のレストランに関しては、チェーン店だと結構味の素が入っていて、食べた後すごく喉が渇いたりする。マレー系インド系のレストランが比較的美味しくて安いと、後になって知った。結果、こっちに来てから、自炊で安く済ませられるようになるまでに大分資金を使ってしまった。

マレー系とインド系のレストラン、色々入ってみると美味しいところが見つかる。美味しくないところももちろん沢山ある。でも、安いのがありがたい。英語もマレー語も分からなくて大丈夫。メニューを貰ってこれとこれって指をさせば通じる。何度か行っているとマレー語もちょっとわかってくる。

マレー系のお惣菜屋さんみたいなのが一番入りやすいかなと思う。自分で好きなだけ取って、レジに持っていき会計する。ただ、暑いところにお惣菜を置きっぱなしなので、いたんでないかは気になるところ。。食事に関しては、金銭的に余裕が無ければ、マレー系、インド系レストラン(屋台みたいなところは慣れてからのほうが良いと思う)で、安く済ませるのがいいのかなと思う。

コンドミニアム騒音の続き

自分たちが借りているコンドミニアムは、建物の中にホテルと賃貸が混在している。日本だと殆どこういうタイプは無いけれど、マレーシアでは結構あるみたい。騒音に関しては、騒音元が、ホテルとしての部屋なら、多分ホテル側がすぐに対応してくれるんじゃないかと思う。問題は賃貸として貸し出している部屋(オーナーが別のところに住んでいる)が騒音元だった場合で、今住んでるコンドは、部屋の外から騒音を確認できなければ、対応は翌日になる(他のコンドミニアムはまた違う対応なのかもしれない)。今回、騒音元が寝室の真上で、外にまでは音は漏れないけど、とにかく音が下に響いてどうしようもなかった。コンドミニアムのオフィス、セキュリティに言ってもダメ。スマホで録音録画して見せたけど、Oh…no…で終わり。次の日に、コンドミニアムのオフィス、セキュリティ事務室、コンドの開発元にまでメールした(夫が。私が書いたうるさいんだコノヤローメールはスルーされたので)。その日の夜に返事は来たけど、ごめんね!warning letter出したから次煩かったらまた言ってね、2度目出すからサ、てな感じだった。warning letterなんて何の効力もないでしょって言ったら、夫が言うには、これ、2回目出されたら強制退去になると(多分)。それのせいか何なのか、すごく静かになった。とりあえず、消費者庁に苦情だすのは次回以降となった。

MDTCC(Ministry of domestic trade, co-operatives and consumerism)というのがあるらしい

今借りているコンドミニアム(ホテルをコンド貸ししているという物件)で騒音トラブルが現在進行中。これ、こっちにきてから度々ある。コンドミニアムの管理会社がちゃんとしていれば、解決する(場合もある)。今、コンドの責任者が辞めて不在らしく、なおかつ土日は対応していないので、月曜を待っている状態。うるさくて寝られないので、寝不足で体調不良の中調べてみたところ、マレーシアには、MDTCC(Ministry of domestic trade, co-operatives and consumerism)→マレーシア国内取引、共同組合、消費者省 というのがある、という記述があった。これも、個人の日本人が書いている内容なので真偽は調べないとだけど、消費者のための苦情窓口がこの省の中に設けられていて、外国人にも対応する(…のかな?)。賃貸物件の騒音トラブルに対応するかは分からない。不当な扱いを受けたという物的証拠が必須とのこと。書面や、映像など。なんにせよまずは、相手先業者と掛け合って、解決がつかないようならこちらに問い合わせしてみるのもありと。とりあえずメモ。

移住について:2

病院のこと。こっちに来て3か月目くらいにいきなり七転八倒するような腹痛に見舞われて、慌てて病院を探した。国営の病院はパス。安いけど、ものすごく混んでいるし当然日本語は通じない。病状が的確に通じないと怖いので、日本語通訳のいる病院を探した。とにかくお腹が痛くて、泣きながらネットで検索して、ようやく日本人がやっているという開業医を探して行ってみたけど、これがヤブ医者だった。エコーで見たら、腹部に影が映っている、婦人科に行って、精密検査をしてくださいと。こっちの保険も入ってなかったし、婦人科の医者なんて全然調べてなくて真っ青になった。またそこで泣きながら病院を探して、お腹が痛くなって3日目くらいにようやく大きな病院で調べてもらった。結果、全く異状なし。おそらく膀胱炎だろうと。抗生物質を飲んで、数日で良くなった。

普段健康で病気にかかったことが無い、って人でも、海外では水の違い、風土の違いで、思いもかけない病気になることがある。とにかく、日本にいるうちに調べられることは調べておくこと。マレーシアの日本大使館のHPにも、確か、日本人向けに通訳のいる病院が載っていたように思う。

日本にいるうちに出来ることは沢山あるように思う。来てから焦らなくて良いように、沢山調べておくのは、決して無駄じゃないと思う。