とこなつの国より

マレーシアでの日々のこと

ラマダン中のマレーシア

昨日からラマダンに入った。ラマダンでなくても、毎日明け方にお祈りの声がスピーカーで流されるのだか、これがいつも以上に声が大きくて長くて、夜が明ける前に起きてしまった。

自分にはマレー系の知り合いがいないので、実際はどんだけお腹がへるのかとか、日中どうやって気を紛らわせているのかとか分からない(夫の会社にマレー人はいるが、日中は何も食べてないよ、とか、初日はやはり辛いらしい(お腹が空いて)としか聞いたことがない)。夜が明ける前と日没後にガッツリ食べるみたいだけど、昼間何も食べられないって想像するとなんだか他人事ながらに辛くてしょんぼりしてしまう。

自分事でいえば、昼間食事に行ったとき、マレー系の人がやってる店は閉まっていて、いつもいっているマレー系のお惣菜のお店もまるっと一ヶ月しまっているのが、毎年困る。安くて美味しいのでほぼ毎日お惣菜を買っていたので、この時ばかりはどうしたもんかなと思う。朝夕は自炊だが、自分だけが食べる分を作るのが億劫でしょうがない。

しかたがないので、中華系の人がやっているパンミー(うどんみたいな麺)のお店にいくのだが、種類が少ないのと野菜が殆どないので、ここばかり行っていると野菜不足になってしまう。マレーシアはカフェは沢山あるが(スタバも多い)、高いし、美味しい店も限られているので、結局はあっちふらふらこっちふらふらと、お昼の食べられる店を探し求めてさまよう。マレー系の人がどうおもっているのか分からないけど、ラマダンって大変だなと思う。